50歳は社会人の「折り返し地点」
信長が本能寺の燃え盛る炎の中、踊った頃は
「人間五十年、化天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり」と
50歳がある意味、人生の終点でした。
厚労省の資料によると
昭和22年の男性の日本人平均寿命は50.06歳でしかなく
戦国時代にまで遡らなくても
人の一生はながらく50年だったのです。
それが、いまや長寿社会となり
人生80年。
そうなると
成人となる20歳から80歳まで、60年。
社会人60年時代。
そうすると
20歳〜50歳までで、30年。
50歳〜80歳までで、30年。
50歳がちょうど、社会人の折り返し時期にあたるのです。
50歳は人生の終点ではなく
60年間の社会人の「折り返し地点」となったのです。
いわば
「後期社会人」のスタートなのです。